エンドレスなdinner
前回に引き続きアーカションでのあれこれを綴りたいと思います。
いつもこの地を訪れるときはシーズンオフで、実は水着を着て海やプールを泳いだことがないのです。
最高の季節に休暇で来ればまた違った印象を受けたのかもしれませんが、それでもオープンで暖かい雰囲気のこの街でのんびりと過ごすだけでも十分開放的な気分を味わえます。
マーケットなどで買出しをするのも結構楽しかったかな。
↑威勢のいいオリーブ屋のおじさん。写真を撮っちゃダメだよ!!なんて冗談を言いながら、しっかり笑ってます。
↑ムール貝を購入。
ここではいつも知人のお宅にお世話になっていました。
夜になるとサロンでアペリティフをいただきながらのおしゃべり。この日はフォアグラと甘い白ワイン。
私が大好きなのを皆知っているので、「もっと食べなさい!」と進められるがままに食べ続けました。既に腹七分目?
途中から男性陣が抜けて大量の生牡蠣を開けたり、ムール貝のワイン蒸しや海老のバスク風グリルを仕上げていくのです。こちらのお宅では(あるいはフランス人にとってはということなのかしら)、魚介類は男性の担当分野なのだとか。
準備が出来たらディナーテーブルへ移動。
席順もここのお母様が采配を振るって、あなたはここ、その隣はあなた、と決めていきます。
驚いたのが男女が交互に座って、恋人、夫婦は別々の場所へと引き離されるのです。
この家庭はいつもゲストが多く8〜14人位がテーブルを囲むのですが、初対面の人が隣に座ったりするとちょっとドキドキ。フランス語が堪能だったら不安にならないんだけど〜と思いながら、なんとか英語と拙いフランス語で乗り切っています。フランス語勉強しなくちゃ、と思う瞬間です。
アーカションは牡蠣の名産地ですから、新鮮で大ぶりで最高に美味しいそうです。
残念ながら私はアレルギーがあって牡蠣は食べられず、クラムや巻貝(みたいな貝)などをいただきました。
そして、このお宅の名物ムール貝のワイン蒸しと海老のバスク風グリルが登場。190センチもある大柄なご主人が豪快に作ったこの料理は、量も半端ない!
ムール貝なんか私ひとりで30個以上は食べた気がします。幸せですね。
粗塩で味付けした殻つき海老はとってもシンプル、バスク語で、ア・ラ・プランチャ(鉄板焼き)。
男の料理っていった感じですが、癖になるお味です。
ワインも赤、白、ロゼ好きなものを好きなだけ、といった自由な感じでした。
それだけでも十分なのに、この後メインのお魚料理がサーブされ、特製フレンチドレッシングがかかったグリーンサラダでお口直しをし、何種類ものチーズが載ったプレートが運ばれてきて、食後酒。
そして、デザートと紅茶。それからサロンへ移動して、モロッコのミントティーをいただきました。
18時くらいから始まって、終わったのは23時は過ぎていたと思います。
とにかく食事の時間が長いのには驚いてしまいます。ランチだって2、3時間は座っていますから。
フランス人にとって食事+家族や友人とのおしゃべりは生活の一部。
とにかく、長い長いディナーに最初は慣れなくて疲れきってしまいましたが、
慣れてしまえばなんとかなるもの。自分もお酒を飲んで、陽気にしゃべり倒すことが秘訣かも。
ちなみに私はこのお宅に1週間滞在して、4キロ太りましたけどね。
★★★☆☆
今回のディナーではないのですが、海辺のレストランにて。
生牡蠣、クラム、ウィットル、エビ、例の巻貝など、これで2人分。当たり前ですが、パリで食べるより
も断然新鮮で美味。
日本人の友人の中にはイマイチと言う人も。日本は美味しい魚介が豊富に取れる国ですからね〜!
見かけは豪華で珍しいですけど、舌が肥えてる日本人には物足りないかも?
レモンを絞って、トレイの下に置いてあるマヨネーズにつけて食べます。
クラムと、1センチくらいしかない黒い小さな巻貝っぽい貝が好きです。
夏はさすがに室内に移動されますが、通常これらの魚介類はレストランの外にストックされていて、担当の男性スタッフが黙々と盛り付けていきます。
極寒の海辺でカツカツと生牡蠣を開けていく様子に、タフだな〜と感心してしまいます。
Duneからの絶景 in Arcachon
パリからTGVで3時間程でボルドーに到着。そこから西へ車で30分の海辺の町アーカションは、サルコジ大統領も別荘を所有している(らしい)魅惑のリゾート地。
ここを訪れたのはなんと4回!最初は2005年の10月でした。
クルーザーに乗ったり、ゴルフを楽しんだり、港の近くのレストランで新鮮な魚介をお腹一杯食べたり…。
そう言えば前菜で頼んだトリュフたっぷりのホタテのカルパッチョ、確か13ユーロ位だったかな。トリュフで覆われて見た目が真っ黒、今まで食べた中で一番迫力のあるカルパッチョ!
余裕で3人分はカバーできるビッグサイズの前菜でした。
↑ 高台から眺めた町並み
美しい街並み、青い穏やかな海、大西洋に沈む真っ赤な夕陽…。
その中でも特に思い出に残っているのがピラ砂丘の頂上から眺めた壮大なパノラマです。
ヨーロッパ一巨大なこのピラ砂丘は、(強い偏西風に吹かれて砂が舞い、日々形状が変動しているとのことですが)全長2.7キロ、幅500メートル、高さ140メートル程。迫力があります。
↑海側から見た砂丘
↑頂上から見下ろす森。
海側からやっとの思いで頂上に辿り着き、そこで目にしたのはどこどこまでも続く豊かな森。フランスで一番大きな森なのだそう。
裸足で感じる砂の温もり。やさしい海風。見下ろす海。背後に広がるとてつもなく大きな森。自然が紡ぐ豊かな光景はどこか神秘的で、現実と夢の境目があやふやになるほどでした。
砂丘の頂上で寝そべって森と海の力を存分に感じ取る、大自然に身を委ねることこそ最高の贅沢。
こんな至福の一時こそ、猛烈に働いた自分への最高のご褒美なのかもしれません。
★★★★★
登っても登っても辿り着かない頂上を見上げて、もう無理〜!!これで最後〜!!!なんて叫びながら…4回も来てしまいました。
青い海と、砂丘を挟んで見える緑の森のコントラストの美しさ&爽快さに毎回ノックアウト。
革靴を履いた白髪のおじいさんを頂上で発見するまで、階段の存在を疑わなかったけれど…。
どうやら山側に急な階段か何かがあるようです。
いつも海側からトライしていたので気が付かなかった〜!
登るキツさを考慮しても、星5つ。
もちもち水餃子
山東 @横浜中華街
私は横浜在住なので、中華街は生活圏内。
祖父母や親戚の家が近いこともあって、法事やお正月の時には中華街のお店に集合したりする。
横浜在住の人って、家族単位でお気に入りのお店をいくつか抱えている。コレを食べたいときはこのお店、アレを食べたい時にはあのお店って、シチュエーションに合わせて選んでいたり…。
逆にいつも決まったお店に直行してしまうので、新しい発見がなかったりする…ということで、新しいお店を開拓してみようと山東に行ってきた。
名物の水餃子(¥735)はもちもちっとした厚めの皮に、肉汁がたっぷり入った肉とニラのあん。甘辛い特製ダレをつけて食べると◎。
めちゃくちゃ美味しい!!
蝦の香味揚げもパリパリ、頭からサクッと食べられて絶品。
ボリューム満点なので、お腹をすかせて食べに行くべし。店内は常連さんの笑い声と店員さんの中国語が入り混じり、何とも言えない隠れ家感がいい感じ。
★★★★☆
安くて美味しくて深夜まで営業している山東は、中華街大通りを曲がった路地にあり、目印は黄色い看板(といっても、どこも黄色い看板だけど…)。
今日食べたばかりなのに、また明日も足を運びたくなる家庭の味。ちょっと濃い目の味付けが私は好きだけど、どうかな。ということで、星4つ。
蜂蜜で唇エステ
Honey Essence Pack ¥3,150
VECUA
蜂蜜のジェルマスクで唇に水分&栄養補給。
最近は目元か口元かと言われるほど、ふっくらぷるぷるのセクシーリップに熱い視線が送られているような気がします。
ヒアルロン酸を注入せずとも、週に1、2回、10分程度のケアでたっぷりの潤いを浸透させるこ
とが出来るリップマスク。
トゥルンとしたパックには
敏感な唇を優しく包んでくれる。
★★★☆☆
週に1度のスペシャルケアで、しっとりと血色のよい唇に。
期待したほどぷるぷるにはならなかったが、乾きやすいこの季節の割には潤いをキープ出来ているので合格点、星3つ。
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