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恵比寿映像祭

友人が待ち合わせに1時間遅れるという連絡があり、せっかくだから東京都写真美術館でアート鑑賞でもしていようとふらりと立ち寄ってみたら...恵比寿映像祭(2.19fri-2.28sun)が開催されていました。
このイベントは地下1階から3階まで全フロアを使って、ビデオや写真、音や光など多種多様なアプローチで「映像」を表現。
無機質な部屋の壁に、海に沈む夕日をただひたすら写し続け、その何十分に凝縮された奇跡の瞬間を訴えかけてくる作品。(by Tacita Dean)
白い大きな部屋に白いベンチを並べ、点滅する豆電球とスピーカーから流すジャングルの効果音で、目を閉じるとまるでアマゾンの奥地にたった一人で取り残されたかのような孤独感を味あわせるような面白いアート。(おかえりなさい、うた Dusty Voices, Sound of Stars)
このように平面や立体だけにとらわれず、映像で訴えることによって、見るものに体験をさせ共感させる。アートとして、映像の持つ可能性の大きさを感じることができました。

偶然鑑賞することができた映像際でしたが、無駄に思える待ち時間もこうやって有効活用が出来ればラッキー!! むしろあなたに感謝です。残念だったのが1時間しかなかったこと。もっとアマゾンの奥地で動物の声に耳を傾けていたかった。笑 
| Art | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

『月と六ペンス』とポール・ゴーギャン

ポール・ゴーギャンに関心を寄せるようになったのは、中学2年生の時にサマセット・モームの『月と六ペンス』を読んでから。夏休みの読書感想文を書くために何度も読み込んでいるうちに、とうとう他人とは思えないレベルまでに到達。
有名な話ではあるが、『月と六ペンス』はポール・ゴーギャンをモデルにしたと言われている。イギリスの中流階級に属していたが、絵を描く為に安定した生活と妻子を捨て、生前は富も名声も得ることのなかったある男の一生を書いている。主人公ストリックランドと同様、ポール・ゴーギャンをイギリス人だと思い込んでいたが、実際のゴーギャンはフランス人。個人的な見解ではあるが、作中に登場するオランダ人のストルーブは、ゴーギャンと親交のあった同じくオランダ人のヴァン・ゴッホではないかと思っている。
サマセット・モームが考えるゴーギャン像と実際の彼とはどのくらい相違があるかは判らない。株が大暴落し経済が破綻していく様を見て、株式仲介人としての仕事に安定した生活の保証はないと悟り趣味の絵画を仕事にしてしまう35歳のゴーギャン。一方、突然イギリスの証券会社を辞め、妻子を捨て絵を描くために姿を消してしまうストリックランド。「オレって一生、このままでいいのか?!」と悩み、人生を好きなことに賭けてみる二人の気持ちに共通点は...ある。
2008年秋に表面化した金融危機。全く明るい兆しが見えない深い景気後退。2010年の今、あの時のゴーギャンの心境に共感する人も意外と多いのかもしれない。

さて。
オルセー美術館にポール・ゴーギャンの作品が幾つも展示されていて、私が狂喜乱舞したことは言う間でもない。

その中のひとつ、1892年の作品『アレアレア』。ポリネシア語で「楽しい時」という意味だそう。生活の中の一場面に過ぎないはずの、海辺でくつろぐ2人の女性と一匹の犬。まるで川が流れるかのような構図は非常に美しく、印象派のような丸みを帯びない力強い女性や犬の描き方はかなりのインパクト。
海辺と言われているが、言われないと判らない。ばら色の海なんて、ありえない。色や線に感情を込めて絵を描いたゴーギャンの意図を、私達見る側が自由に受け取ることが出来る。それが鑑賞のポイントかもしれない。
とすると、果たしてばら色の光景だったのだろうか。実際ゴーギャンはこの絵を描きあげた翌年、貧困に悩み、また病気を治療する必要もありフランスに帰国してしまう。となると、ばら色の海はハッピーというより、血のにじむ生活苦を表していたのか?後で専門家の見解を調べてみることにしよう。笑


↑ 光の加減で実物とは色使いが違って見えるかも。


↑ オルセー美術館内。かつては鉄道の駅構内。

| Art | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

ゴッホの星降る夜-Starry Night-

16時ともなればすっかり夜の顔に変身するパリ。
灯りがポツポツと点在するセーヌ川の夜景を背に、オルセー美術館の名画をひとり鑑賞をするのが私の趣味のひとつだ。
木曜日は22時近くまで開いているこの美術館、観光客が少ない閉館間近に行くと大好きな絵の前で思う存分鑑賞できる。これは私にとって何とも贅沢なひと時。
絵画にさほど興味がない彼氏は絶対に連れてくるべきではないと心に誓っている。彫刻派の彼とは別行動、時間が余りすぎた彼はフランソワ・ポンポンのシロクマ像の前で待ちぼうけ...なんてこともあったような。それ以来、ひとり通いするようになったと言う訳。

私が大好きな絵は、ヴァン・ゴッホの『星降る夜(Starry Night)』。群青色の夜景には北斗七星を中心に無数の星が薄明るく輝き、水面には対岸のガス燈の灯りが揺らめき、幻想的な暗闇の景色が描かれている。手前には金髪の恋人たちが寄り添っているが、ゴッホが愛した女性と彼自身の姿だと言われている。この絵の静寂さや優しいタッチの描写からすると、激しく燃え上がる情熱というよりは、愛する女性を想い、愛し愛されることに安らぎを感じながら描いた絵なのだろうかと想像したりする。

美しいものを見て美しいと感じること。
当たり前のことのようで、心が満たされていないと案外感じることが出来ないもの。
絵の鑑賞の仕方は人それぞれ、とは言えこの絵を心の状態を計る計測器にしているとは、天国のゴッホもびっくりかもしれない。


↑ こうやって写真を撮ることができる海外の美術館のありがたみを感じる。


↑ 展示フロアから見える夕闇のモンマルトルの丘。

| Art | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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