『超訳 ニーチェの言葉』
今読んでいる本。
『超訳 ニーチェの言葉』 by フリードリッヒ・ニーチェ 白取春彦 訳
その中から抜粋すると...
心の生活習慣を変える
毎日の小さな習慣の繰り返しが、慢性的な病気をつくる。
それと同じように、毎日の心の小さな習慣的な繰り返しが、魂を病気にしたり、健康にしたりする。
例えば、日に十回自分の周囲の人々に冷たい言葉を浴びせているならば、今日からは日に十回は周囲の人々を喜ばせるようにしようではないか。
そうすると、自分の魂が治療されるばかりではなく、周囲の人々の心も状況も、確実に好転していくのだ。
********心がけ次第で、自分を取り巻く環境さえも変わってくるもの by Abbey*********
断言すると賛同してくれる
多くの人々を納得させたり、彼らになんらかの効果を及ぼしたいのなら、物事を断言すればいい。
自分の意見の正当性を、あれやこれや論じてもだめだ。
そういうことをすると、かえって多くの人々は不信を抱くようになるのだ。
自分の意見を通したいなら、まずは断言することだ。
********これって小泉元首相の人心掌握術ですね by Abbey********
もういちど読む山川日本史&世界史
「もういちど読む山川日本史」「もういちど読む山川世界史」という本を発見。
これってこれって...歴史の教科書じゃない?!
学生の頃は受験の為だけに義務感一杯で勉強していた歴史。
高校2年で日本史を選択した為に、世界史はほとんど勉強していなかったりする。
偏差値を気にせずもう一度読むのも楽しいかも!
立ち読みをした限りでは、教科書よりも平易で読みやすい。
あらすじをざっと読むという感じでしょうか。
この本を買わなかった理由...。
実はまだ高校の教科書、山川世界史が本棚に収まっている。それを読もう。
"The Wish List"
ちょっと面白い本を見つけた。
1998年に出版された『The Wish List』(Barbara Ann Kipfer著)は、私たちがまだ体験していないであろうジャンルのアイディアをぎゅぎゅっと6,000個も集めた壮大なTo Do リスト。
ぱらぱらと読んでみると、私自身そのうちの幾つかが体験済みだったのが嬉しかった。
例えば...
□Write down three things each day that make me happy.
□Have long hair.
□Hear Big Ben chime.
□Spend a romantic weekend in a Luxuary hotel on the French Riviera.
□Milk a cow.
□Walk down London's Abbey Road in homage to the Beatles.
こんな感じ。
面白いのだと...
□Compose a perfect haiku.
□Raise sheep.
□Drive a bus.
□Write a love poem.
□Take the road less traveled.
□See the jazz funeral in New Orleans.
心に留めておきたいのは...
□Fall in love with a right person, at the right time for both of us.
□Achieve more than is expected of me, faster, more efficiently, at less cost, for greater impact.
□Work for the company that has child care.
□Live close to my family.
あと、これもか...
□Look 30 at age 40, look 40 at age 50.
こうやって6,000個も続いていく。
決まりきったライフスタイルにスパイスを加えるてみると、人生もっとわくわくしてくるのかも!
『ザ・シークレット』を読んで
世界中でヒットしているベストセラーの『ザ・シークレット』。
映画sex and the cityで、海辺で一人サマンサが読んでいた本がコレ。
このままの自分でいいのかと悩んでいた彼女に読ませたというちょっとした演出。
私にとってはネガティブ思考を食い止めるいい教科書になっている。
「自分の人生は、自分が今までに抱いてきた思考の結果である。つまり、自分の人生は考え方や感情を変えさえすれば、完全に変えてしまうことも可能である。」
という理論を、丸ごと一冊割いて繰り返し説明している。
そう、内容はたったこれだけ。こういう手法が洗脳であり、そうさせることによって読者の深層心理にじわりじわと影響を与えていこうとする狙いが見て取れる。
それはさておき内容は、ポジティブなマインドを育てるには役に立つものばかり。
例えば、
「感謝すること」こそが人生により豊かさをもたらす。
「こうなって欲しい」という状況を頭の中で想像し、それを視覚化すること(ビジュアライゼーション)が、現実化させる近道。
といった風に・・・こうなって欲しいと強く願うことによって、「引き寄せる」ことが出来るらしい。
本を読み終えた時、何だか宗教じみているなぁというのが正直な感想だった。
でも宗教と言えば、小さい頃は神様にお祈りをしてから眠るのが習慣だったことを思い出した。
幼稚園から高校までカトリックの学校に通っていた私は、クリスチャンではないがキリスト教の影響を強く受けている。
まぁ、神様とえば仏様ではなくてキリストを思い浮かべる、程度のレベルであるが・・・。
それでも学校では朝のお祈り、いただきますのお祈り、ごちそうさまのお祈り、帰りのお祈り、その延長で勝手に就寝前のお祈り、とお祈り三昧の日々だった。
習慣って本当に恐ろしい。これを何とも思わずに繰り返してきた。
就寝前のお祈りと言っても、
「神様、家族がいつまでの元気で長生きできますように。」とか...
「どうか〇〇大学に合格できますように。」とか...
飢餓で苦しんでいるアフリカの子供の話を先生に聞いてからは、
「世界中の人々が平和で幸せに暮らせますように。」というお祈りしたこともあったが...
基本的には何とも自分勝手なお願いばかり、他力本願の14年間だった。
でもこうやって心の中の「神様」にお祈りする、つまり強く願うことによって、そうなって欲しい現実を引き寄せているんだなと思ったりする。
小学生4年の時、NY証券取引所の光景をテレビで見て、将来そういう場に身を置いてみたいと漠然と思い描いていた。
小学校6年でマライヤキャリーのアルバムを買い揃えて、英語の歌詞を片手に一生懸命歌を覚えたり...
中学2年でイタリアサッカーに興味を持ってラジオ講座でイタリア語を勉強し始めたり...
中学3年でフランス映画にハマり、毎週土曜日フランス語の授業を学校で受けたり...
結局、高校3年生の時、将来は翻訳家になりたいと思って英文科に進学しようと決めた。
それから10年。
キリスト教とは無関係の大学に進学したこともあって、「神様」にお祈りすることをすっかり忘れてしまった。そう、何かを強く願うことをやめてしまった。
その結果(?)、小さい頃に興味を持った対象を軸にどれも中途半端に達成してきた感がある。
何だか物足りなさを感じる。
もう一度、何かをを夢見て、達成することを願って努力し、自分の人生に引き寄せることを信じてみようかな、とこの本「ザ・シークレット」に後押しをされた。
「何となく」ではなくて「目標」ある人生に。
最後に。
でもこの「ザ・シークレット」は、やっぱりちょと宗教的。
のめりこむのは要注意。
【抜粋】
あなたが自分が希望するものへと思考を変換し周波数をかえられたかどうかは、自分の感情を観察していれば、確認できます。[引き寄せの法則]はその新しい周波数を感知し、それに同調して、新しい人生の姿としてあなたに返してくれるからです。
つまり、あなたは、自分の気持ちを活用することにより、念願を達成する為の爆発的な力を得ることが出来るのです。
あなたは自分の気持ちを利用して、より力強い波長を放射することが出来ます。自分の欲するものに対して感情移入することが大切です。
Many many resolutions!!
「どういうわけかお誕生日の前後に運転免許を習い始める人が多い」
と教習所の教官が言っていたことを思い出しました。
節目節目に自分を振り返ってみて、何か変えよう!新しいことに挑戦してみよう!
って皆も思っているのでしょうか。
最近の私は、反省のサイクルが短くなってきているのか、気が多いだけなのか、
気付けば毎月のように何か新しい習慣をスタートさせていました。
半年間の間にこんなにも日々の習慣が溜まってしまい・・・
11月:ピアノの練習 (動機:13年も習っていたのに、今では全く弾けないなんてもったいない!)
12月:週末のケーキ作り (動機:以前友人が手作りケーキをお土産にくれていたことを思い出して)
1月:ブログを始めること (動機:そういえば最近文章を書いていない!!)
2月:晴れの日のジョギング (動機:筋肉のついたバランスのいい美脚追求+雑念を吹っ切る為)
3月:毎日の読書 (動機:最近本読んでない〜!!)
4月:フランス語の勉強 (動機:もうフランス語なんか忘れちゃった・・・)
最近はピアノの練習がスピンアウトしてきていますが。
人間って、小さな反省を繰り返してるんですね。
来月は<ペーパードライバーからの脱却>とかいう目標にでもなるのでしょうか。
さて読書についてですが、多読を心がけています。一度に何冊も平行して読み進めるのです。
以前フランスの作家ゾラの《ナナ》を読んでいたのですが、
高級娼婦の話に身が入らず1/4で投げ出してしまったことがあり・・・。
本を読む=《ナナ》を読まないといけない、という義務感というのでしょうか。
ひとつの本に囚われないほうが気楽でいいし、
その時の気分によって読みたい本を選べるなんて最高!と思い立って始めました。
だって本は所詮娯楽。
知的好奇心を満たしてくれる娯楽。
空想でどの時代にも、どこの国にも飛んでいける娯楽。
一日に何冊読んでいても、不思議と頭は整理されていて混乱しないのでおススメです。
今読んでいる本を紹介すると・・・
1)パリ20区物語/吉村 葉子・宇田川 悟 講談社文庫
2)ユダヤ人とダイヤモンド/守 誠 幻冬舎文庫
3)実録 世界金融危機(日本経済新聞社=編) 日経ビジネス人文庫
4)世界大不況からの脱出/ポール・クルーグマン 早川書房
5)ダロウェイ婦人/ヴァージニア・ウルフ 角川文庫
6)About a boy/Nick Hornby PENGUIN FICTION
寝る前には5)で20世紀初頭にタイムスリップ、
電車の中では3)と4)、時間があれば1)でパリを散策、
テレビを見る代わりに6)で息抜。原作でも主人公のいい加減ぶりが笑えます!
昨日買ったばかりなので2)はどのシチュエーションに持っていくか決めていません。
放っておくとイギリス文学、フランス文学、ロシア文学ばかりに走ってしまうので、
興味のバランスを取る為に多読を始めたのが動機なんですけどね。
(寝る前にデュマ・フィスの椿姫を読みながら涙を流していた私を、隣でグリーン・スパンのbiographyを読んでいた元彼に白い目で見られたことをまだ根に持っていたりする。。)
ちなみに涙を流した本シリーズは3冊。
「椿姫」 涙レベル★★
「今を生きる」 涙レベル★★★
「細川ガラシャ婦人」 涙レベル★★★★
来週はお酒に掛ける時間を削って、本を読破してしまおうっと。
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