パリの細道。
たまに思うんだけど。
どんなに嫌なことがあっても、笑顔を絶やさないように努力していればきっと全てが好転するんじゃないかって。
知り合いでこんな人がいた。
数年間の結婚生活の後、アメリカ人のご主人と離婚。
その慰謝料を使って、心機一転パリに留学をすることに。
そこで知り合ったフランス人の男性と恋に落ち...2年間の同棲を経て再婚。
そのフランス人のご主人の転勤で、先日めでたく東京に帰国。
彼女曰く、慰謝料で生活するくらいなら、手元に残さずにきれいさっぱり使い果たして新しい扉を開きたかった...とのこと。
くよくよしないで活動的に動くことが、新しい風を吹き入れるものなんだなぁと実感したエピソード。
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パリのど真ん中にもこんな道がった↓↓
国は違うけれど、オリバー・トゥイストが逃げ込んできそうな暗くて細い道が。
でも進む先には光が差し込んでいて、行き止まりかと思いきや...本当に細い抜け道があった。
そう、希望を持って前進するのみ!!
春のセーヌ川
パリ植物園でお昼寝。
チュイルリー公園のように整備されすぎているわけではなく、春には色とりどりの花が咲き乱れる庭園といった雰囲気。個人的には併設されている動物園(有料)が好きで、便が悪くてもわざわざ通ってしまう散歩コース。なんとここは世界で最も古い動物園のうちのひとつなんだとか。
最寄り駅はどこになるんだろう?
Jussieu? Gare d'Austerlitz? Place Monge?
私はGare d'Austerlitz側から入園して、帰りはJussieuからメトロに乗るのでどちらでもイケるはず。
動物園での一枚。
ぽかぽか陽気のパリ。小さなうさぎがお昼寝中...
エッフェル塔のある光景
美味しいパリ。今回は牛肉のタルタル。
フランス人に薦められて、恐るおそる食べた牛肉のタルタル。
ビストロやカフェでの定番メニューで、生の挽肉をどっさりと食べる一見野蛮な雰囲気のお料理。
好みで表面を焼いてもらうことも出来るけれど、慣れてしまえば断然生のまま頂いたほうが美味しい!
結局週に1度は食べるほどのお気に入りになってしまった。「死ぬ前に何を食べたい?」という質問がよくあるけれど、私はこの牛肉のタルタルが5本の指に入るくらい好き。
卵黄やみじん切りにした玉ねぎ、ピクルス、ケイパー、オリーブなどが入っているので、酸味が効いていて案外さっぱりしている。意外と薄味で出てくるところも多いので、セットで出てくる塩、コショウ、タバスコで自分好みの味にアレンジすればok。
牛肉のタルタルもさることながら、そのサイドに盛られてくるフレンチフライも一つ残らず食べてしまうほど好きで、フレンチマスタードを大量につけながら食べるのが私流。
このお料理には辛口のロゼワインがしっくり合う。
この写真はマドレーヌ近くのカフェでランチをした時のもの。このお店が最高に美味しい、とか言うわけではなく...たまたま写真に収めて合ったので使っただけ。まぁ、どのお店もグリーンサラダとポテト、タルタルの3点セットで大体こんな感じ。
新鮮さと素材の味が決め手なので、どこのお店でオーダーしても外れなし。
パリの地下鉄
パリのメトロはどうしても古臭くて、移動手段以上に特段の思い入れを持つことが出来ない。
狭い。暗い。汚い。他にもまだある。次の駅のアナウンスがない。それに夏は暑くて、冬は寒い。
路線によってはアコーディオン奏者の音色を聞かされたり、紙芝居を見させられたり、目が合うとお金をせびられたり...と私にとってはいいとこなしの移動手段。
ロンドンの地下鉄では紳士淑女の国だけあって、人が押し合うことはない。それに比べてパリの地下鉄は押し合いへし合いのいいとこなし。
メトロの「ここが面倒くさい!」といつも思うのが、扉が未だに手動... 。駅に着いたのだから扉は勝手に開くのが常識だと思い込んでいる私には、何年経っても手動扉の良さがわからない。
強いて言えば、完全に電車が停止する前に扉を開けることが出来るので、急いでいる時には多少便利。
1つだけ東京の地下鉄に勝る点を上げるとすれば、一区間が短いので街の至るところに地下鉄の入り口を見つけることができる。メトロで乗り継ぎするよりも、地上で10分位歩いてお目当ての駅に辿り着く方がよっぽど早いなんてこともある。
(パリの街中を走るバスの方がよっぽど楽しい、と私は確信している。タクシーは、運転手さんが胡散臭い。NYのイエローキャブやロンドンのブラックキャブ、東京の何キャブ?には遠く及ばないパリのタクシーは、誰か知らない人の車に乗せていただいている感がある。)
と、散々文句を並べていたものの、私が頻繁に利用していた路線は1998年に開通した最新の14番線。運転手も車掌もいない、扉も含めて全て自動の最新電車。
St. Lazare/サンラザー からOlympiades/オリンピアード までたった8駅(普通なら倍の16駅は停車するであろう距離)。完全自動運転であるので、乗降者数に合わせて本数を調整できるのが魅力。その上、運転手がいない、すなわちストの影響が全くない。
一日45万人が利用すると言う14番線の近未来空間のような各駅は、エスカレーターとエレベーターが完備しており完全バリアフリー。
更に次の駅を知らせるアナウンスが入るだけではなく、Gare du Lyon/リヨン駅 ではフランス語と英語とスペイン語(イタリア語の時もある気がする。)で「お出口は左側です」とアナウンスが入る。パリのメトロ至上画期的なサービス!!
よって、上で並べた文句はひとつも当てはまらない優秀なメトロなのだ。
こういう電車でしか満足できない私は、東京依存症なのかしら。
もう少しゆるりとした時間、空間を楽しまなくては。
非常に雑な14番線の写真ではありますが... 一応。
パリでは珍しい自動ドア。
メトロにしては珍しく広くてクリーン。
メトロにしては珍しく(しつこい?!)明るくてバリアフリー。
サクレクール寺院
セーヌ川を散歩
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